Book Baton

 三好氏(http://cultstar.exblog.jp/)より回ってきたBook Baton。いやはやバトンブームである。リレーの時に本をバトンにリレーをしたら本が汗で湿気るだろうし、バン!て渡された時に相当痛い。だから普通に答えてみます。


1.持っている本の冊数
 たくさん。


2.今、読みかけの本 or 読もうと思っている本
 『ビギナーズ・クラシックス 古事記
 

 
 日本人だから日本の成り立ちは知っておかないとなりません。町田康の書いた短編「一言主の神様」ってのは古事記に記載されてるくらい有名な神様だったと知りました。 


3.最後に買った本
 宮藤官九郎鈍獣
 

鈍獣

鈍獣

 改めてクドカンはすげえと再認識した。生で観たかった。
 

4.特別な思い入れがある本(5冊まで)
 舞城王太郎阿修羅ガール』『煙か土か食い物
 

阿修羅ガール

阿修羅ガール

 
煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

 衝撃だった。文体もリズムも、もちろんその物語も。俺の読書史は「舞城以前」と「舞城以後」に別れている。「阿修羅ガール」は読む物がなくなると読んでる。しまいには文中に出て来るパスタ作っちゃってるし(http://d.hatena.ne.jp/jogantoru/20050606)、四郎の言葉に出てきただけで苦手な洋画も観ちゃった(http://d.hatena.ne.jp/jogantoru/20050428)りもした。


 町田康『告白』
 

告白

告白

 町田康の最新刊ではあるが、俺ん中の「舞城以前」の最高の作家である町田康の最高傑作だと思う。凄い。詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/jogantoru/20050623にて。


 村上龍コインロッカー・ベイビーズ
 

コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

 この世界観はすごかった。今でも覚えてる。これを読んで「豚の脂身は美味しい」っていう自分の認識が間違いでないことを知り、部屋で鰐を買いたくなり、とりあえず「ダチュラ」と呟いてた。映画化して欲しい作品だが、絶対に失敗するんだろうな。


 阿部公房『箱男
 

箱男

箱男

 昔、監督・石井聰互×主演・永瀬正敏で映画化されると聞いてすごく楽しみにしてたんだけど、撮影中止になっちゃって、その無念を晴らそうと『コケコジ』という短編を作った。けど、まったくのコメディになりました。


 意外に普通な5冊になっちゃいました。
 

5.バトンをまわす5人の方々
 これ、みんな回っちゃったりしてるんじゃないの。
 じゃあ、
 大将!まっつん!もりじゅんさん!vanaさん!と、Z!
 よろしく。


 いいよ。みんなノーリアクションでも。うん。慣れてっから。ほんと慣れてんだから俺。