京極夏彦『姑獲鳥の夏』
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/14
- メディア: 文庫
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面白かった。うん、すごく面白かった。
有名だろうからあんまり語りませんが相当面白かった。長いけど全然読めたし。今読んでる中原昌也とかちょっとシンドいもん。サブカル気取っててもシンドいもん。
これが映画になるんだから楽しみだけど、心配だったりする。『小説→映画化』ってなると大抵は小説の方が面白かったってなるのが常であって、原作とは別の意味で面白いってのはあるけど、原作を超えるってのはなかなかない。映画『姑獲鳥の夏』は超えられるんだろうか。
キャストは概ねいい感じである。
京極堂(中禅寺秋彦)…堤真一
関口巽…永瀬正敏
榎木津礼二郎…阿部寛
久遠寺涼子・橿子…原田知世
中禅寺敦子…田中麗奈
木場修太郎…宮迫博之
え?
嘘だと言ってくれ。
やっぱり。そして、がっくし。
…宮迫かあ。
…テンション下がるわあ。
京極堂の言葉に『この世には不思議なことなど何もないのだよ』とあるが、宮迫がこんだけ映画界でひっぱりだこなのが一番の不思議である。
【映画『姑獲鳥の夏』HP】http://www.ubume.net/