2006年の最後に思うこと。


 今年もあと9時間。
 今思うのは新宿と渋谷で見つかった切断された死体の謎。2006年最後のミステリー。これが何を意味するのか。新宿で見つかった上半身と渋谷で見つかった下半身。じゃ間の代々木か原宿に臍が落ちているのか。否。そもそも臍って上半身なのか下半身なのか。それとも臍基準で上下にセパレートしたのか。新宿と渋谷は一体ではないのか。一体じゃないよ。区も違うよ。僕はもっと上を目指さなければならないし、そうでもないかもしれない。上半身が新宿ならその頭上に位置するのは池袋でさらに上を行くなら埼玉だ。だので僕は埼玉を目指す。グッバイ世田谷。グッバイ東京03東京03という電話番号に憧れて23区内に入った僕はすでに電話回線を解約したんだから23区内にいる意味なんてないのだ。
 そんなことを思いながらスーパーひたちは間もなく水戸に到着いたします。
 今年は三月の『キスと半島と残酷』、そして十月のやぶさめハンサムボーイズ『本能G』。充実していました。関わったスタッフ、キャストのみなさんありがとうございました。来場くださった皆様重ね重ねありがとうございました。
 2007年はさらにいろいろと飛躍していければと思います。もっと多角的に攻めつつ地盤固めつつメタボリック気にしつつ。
 いつもハンサム二等兵を読んでくださる皆様、毎度の駄文にお付き合いいただきありがとうございます。来年もだらだらと書き連ねていきます。ドラマ化を諦めたわけではありません。


 皆様の2007年が最良でありますよう。決して上半身と下半身で切断されたりしませんよう。


 では、よいお年を。



 成願トオル