第8回オレデミー賞
誰にも求められなかろうがネットを始めて8年。毎年書いてきたオレデミー賞はやはり書かねばならない。満員のスーパーひたちの車内で書かねばならない。それが僕の中の決め事なんですよってにハイ!選んでみました。今年も意外とあまり観てない気がする。
【最優秀作品/映画】
『パビリオン山椒魚』
【最優秀作品/TV】
該当なし
【優秀作品】
『ゆれる』『嫌われ松子の一生』『パプリカ』『ナイスの森』
総合点で『パビリオン山椒魚』ですね。『ゆれる』も凄かったけど僕はやはり笑いが好きです。あの世界観とオダジョーの壊れ方は並じゃない。原作本もさらに世界観を広げてくれる面白さで総合点で抜けていました。
【監督賞】
中島哲也『嫌われ松子の一生』
【脚本賞】
三谷幸喜『THE有頂天ホテル』
【主演男優賞】
オダギリジョー『パビリオン山椒魚』『ゆれる』
【主演女優賞】
蒼井優『鉄コン筋クリート』
【助演男優賞】
宮藤官九郎『嫌われ松子の一生』『鉄コン筋クリート』
木村祐一『ゆれる』
【助演女優賞】
池脇千鶴『ナイスの森』
奥菜恵『犬神家の一族』
こんな感じでしょうか。オダジョーは群を抜いて。女子は中谷美紀かなとか思いながらも中谷美紀と松雪泰子がいまだに混同するので観てないのに『フラガールの松雪良かった』とか思えてる時点であれだ、あまり印象に残ってないんです。とにかく奥菜恵は面白かった。
【ベスト本】
冨永昌敬『パビリオン山椒魚』
劇団ひとり『陰日向に咲く』
【ベスト歌】
風味堂『クラクションラブ』
【ベスト舞台】
志村けん一座『志村魂』
何はともあれ生の志村には何人たりともかなわないわけで。
来年も邦画が良さそうで日本人でほんと良かったとつくづく思います。