ブラックメリーのクリスマス


 白いクリスマスと云えばジュンスカで最近じゃ歌わないけどカラオケで歌えば自分号泣なクリスマスソング。さらに長渕剛の「僕だけのメリークリスマス」も泣けるわけで、クリスマスの日にママが知らないおじさんを連れて来てこいつと再婚するんかなと勘ぐりつつママが幸せなら僕はそれでいいよとフォーク落としてテーブルの下に潜り込んだらママとおじさんが手をつないでたんだ、とかそんな歌詞にグッときたりするが、クリスマスにテーブルって事は床暖房なのかなと正直羨ましい。我が家はものすごく寒いのである。


 でも本当はそういう話をしたいんではなくて(鼻歌で長渕奏でつつ)、静岡県の「黒い羊」訴訟のニュースにピコーンときたわけで黒い羊はメリーさんでクリスマスに繋がったまでのこと。だから赤いクリスマスは赤井英和ん家のクリスマスを意味するのかな、ありがとう、とかでもなく今日はなんだか脱線気分なのかもしれない。


 中学の卒業アルバムの寄せ書きコーナーに元担任からひどいこと書かれて名誉侵害で1650万円の損害賠償を求めてるのがこの訴訟。
 訴状などによると、元担任が書き込んだ文章は英文で「どの集団にも厄介者はいる」という意味の「There is a black sheep in every flock」というもの。
 こでは結構ひどい。後に残る物に書いたらいかん。天然パーマだったんだろうか。
 つうても厄介者なんて本当にどこにだっているもんだし、その黒い羊がどんだけ厄介だったのかは定かではないけど、黒羊もたくさんいて白と黒で人文字ならぬ羊文字なんかを作ったりしたら浦和レッズサポーターみたいで素敵じゃないか。全然厄介者じゃない。そりゃあレッズサポーターは最初はフーリガンとか言われてたけど今じゃスタジアム掃除して帰るんだから。金払って、うらーわレッズ!ってやって、掃除して、どんだけ偉いんだっつの。だから黒い羊もちゃんと羊文字作って掃除して帰ったら厄介者だなんて思われないと思う。根拠はないけど本気で思ってるんだあ。(鼻歌でレミオロメン奏でつつ)


 かくいう僕が小学校の寄せ書きに書かれてたのは『本当のオカマにならないでね』。当時は手っ取り早くオカマキャラで笑いを取ってたんです。