『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』
きちんと終わりました。
モヤモヤすることなく清々しく木更津キャッツアイは終焉したわけで。ちゃんとばいばい出来たっつうわけで。
それは青春の終焉でもあり、誰だって歳取って良かった昔にすがるわけにはいかんのです。その象徴が蘇るぶっさんであり、再び集まるキャッツ達は少しだけ大人になってる。でもやっぱすがりたいわけで、それって自分で断ち切らなきゃならない。キャッツの面々みたいな関係性って高校の頃みたいな懐かしい甘酸っぱさがある。もうあんな時代来ねーよなーとか切なくなる。それを吹っ切って前見なきゃいかんのです。
そんなメッセージとして受け止め、考える僕はセンチメンタルカンガルーなんだろうか。
とはいえ、今回も笑い満載クドカンワールド全開でツボは橋本じゅん。高田純次は意外と地味に終わったけど、ダークホースはMCUで、そこのポジションかあ、すげえいいぞMMOってわけです。これ観れば分かるし行けば分かるしKREVAは自分が大好きなんです。そんで一番いいシーンで猫田の言葉に爆笑したり。爆笑しつつ泣けたり。つうか、泣けたり。アニのね、アニの言葉にやられました。そういうこっちゃで塚本高史。君だけ変換されないんだよ塚本高史。グループ魂のライブで隣にいたじゃん俺。
とにかく盛り沢山で、こういうのを大勢が観てる、つうか俺の隣で小さい子供すら観てるってのが勝手ながら嬉しかったりした。
もう一回観よっかな。
【監督】金子文紀 【脚本】宮藤官九郎
【出演】岡田准一/櫻井翔/岡田義徳/塚本高史/佐藤隆太/酒井若菜/阿部サダヲ/山口智充/古田新太/小日向文世/薬師丸ひろ子/栗山千明/橋本じゅん/MCU/高田純次/レッド吉田