男が生まれたと書いて甥。


 じゃあ姪は「女に至る」なのか。最終的には至るのか。男は生まれて女に至るのか。深いよ、漢字。


 というわけで公演のため会えずにいた第三の甥に会いに行く。生後四十九日ほど経っているのですっかり人間である。まだ少し寛平チックではあるが次に会う頃には俄然人間なのだろう。楽しみでならない。
 もう甥も三人目となれば慣れたもんで、だっこも余裕だし寝かしつけたりも出来る。バランスボールでぽよんぽよんしながらだっこしてるとスヤスヤ寝る。初対面の大人に安心しすぎじゃね?とか思うが、なんつうか、かわいい。食べちゃいたい。カニバリズム的でなく、愛情表現としての食べちゃいたいである。
 頻繁に会いに行きそうである。
 とりあえず待受画面にしてみた。
 いいじゃない。
 もうトオルも年頃ですもの。