飛び道具は飛ぶ夢を見たか
芝居をしてきました。
ASSH『キスと半島と残酷』で僕のお母さん役だった森沢みゆうさんがプロデュースする『熱海殺人事件』@東銀座エアスタジオ。原作はつかこうへい。
僕は千秋楽のゲスト出演。出演時間も台本上では1分くらいなので告知もしませんでした。見たかったと言ってくれた皆様ありがとうございます。
僕はヒロインの水野刑事の婚約者。出て来て水野さんを連れてハケるだけ、セリフは3つ。
「ハニー、待ったかい」
「一段と綺麗だ。愛してるよ、ハニー」
「表にリムジンを待たせてある。そこで式場まで愛を語り合おう」
で、ハケる。
とまあ、すこぶる短い登場ですが、そこは久々の飛び道具ポジション。ノー稽古、ノーリハだけどレッツアドリブで弾けてやろうじゃないかと。本来あった飛び道具気質が疼きます。
で、
はじけてまいりました。
反応は上々でしたがキャストのみんなには「トオルさん、長い」。せっかくだからすぐ帰るの勿体なかったんですもの。僕の中の飛び道具が勝手に飛び出したんですもの。
どうあれ、舞台に立つ、笑いを取るってのは気持ちいいもんです。
森沢さん、キャスト・スタッフのみなさん、おつかれさまでした。来場くださった皆様、ありがとうございました。
あ。写真はキャストではなく見に来てくれた後藤文一郎氏、竹内女史、サモハン氏。
楽しげにしてますが店内は何故かブレーカー落ちまくりでプチ避難生活みたいになってました。
でも不思議なもんで最初の停電の時はいろんな席から歓声が湧き上がっていました。俺も「そういうことか!」と手拍子に加わってしまいました。
みんな誕生日かと思ったんだよね。