春だのに立秋


 つうわけで、昨年から撮影に参加していた渡邊高章監督の『立秋』がとうとうクランクアップ。


 思えば随分経ちました。


 最初の撮影で、


 


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 こうだったのが、 


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 こんなんなって、今じゃ坊主ですから。
 しかもちょっと伸びてハンパ坊主ですから。
 


 それはさておき。
 最後の撮影は恵比寿の「四旬季」というお店。イイ感じのお店。
 で、僕らのシーンが全部のラストカット。
 超アドリブ芝居だったのに。
 なんかもっとグッとくるような泣きの芝居とかでなくて、ダジャレ言ったりしてたもの。
 いいのかしら。
 いいのですね。
 おつかれさまです。


 で、軽く打ち上げ。
 スタッフのK君が結婚の報告までしちゃったりしてハッピーな感じ。
 つうか、ジャージで報告だもの。
 あ、奥様にもらったジャージかしら。
 岐阜の中学校では好きな人のジャージもらうのが流行ってるらしいし
 そういえば「ジャージー着るだけでドキドキがおさまりません」とか言ってたような言わないような。最近うちの実父が仕事でよく岐阜に行くんだけど、ジャージで帰って来たら要注意だ。
 ともかくおめでたい。
 
 
 酒が入ると主演の山部さんは映画の話が止まらなくて『愛のコリーダ』だの『青春の蹉跌』だの松田優作だの『カリオストロの城』だの話しっぱなし。しかも熱演。とりあえず観た気分になる。
 ルパンが空を駈けている動きさせたら山部さんにはかなわない。
 しかも座ってるままで。
 すごい人です。
 僕は映画の話とかストーリーなんかを面白おかしく伝えるのが苦手なので勉強になった。



 長い付き合いだったけど、撮影も終了。
 監督、キャスト・スタッフのみなさん、おつかれさまでした。



 あ、アフレコがあるって言ってたな。


 また今度。


 『立秋』HP…http://www.geocities.jp/zampanotheater/standfall/standfall.html