自分探しの旅
実は厄年だってことが今日判明しました成願です。
厄年にもいろいろあってね、方位厄ってのがあるんです。方位ってのは東西南北です。
で、僕は九紫なんでね、今年厄年なんですって。
ま、なんで厄年なのか全然分かんないんですけど。
とはいえ、厄年だという事実が判明したわけで、ぼちぼち身の振り方をね、自分の生きる道みたいなもんをね、考えていかないといけんなと、まあ、思ったわけです。
しかし、これがなかなか難しい。
人生ってのは自分探しの旅ですから、ほんなら人生の先輩方を見習ってみようかと思った矢先に駅で見かけたのが写真のおじさん。
残念ながら後ろ姿しか写真に押さえられなかったんですが、おじさんですよ。
でかい小学生だなぁ、老け顔だなぁ、うん、おじさんだなぁ。
途中までは自分なりの答え探したんですが、目の前に答え出てますから。
おじさんでしたね。
唯一の救いはおじさんの目がものすごくキラキラしていた事でしょうか。
帰り道コンビニに寄ったんですが、僕があれこれ物色してましたら自動ドアがブーン開きまして、山崎まさよし激似の紳士が来店した。
しかし山崎まさよしは何だか顔色が悪い。ちょっと青い。
見ると肩に、あのおばあちゃんとかが掛けそうな、白い上品なショール?を纏っている。
寒いんか?風邪か?っつって視線を下げていくと、
ミニスカートだった。
白かったなあ、脚。
足じゃなくて脚。
青白いメイクにワイルドな無精ひげ。白いショールに白い脚。
僕の思考も真っ白になって、コンビニから出て夜空を見上げながら、まだまだ人生これからだなとつくづく思いましたよ。
自分探しの旅にゴールはないのかもしれません。