カムサ花見ダ

jogantoru2006-04-03



 花より男子とはよく云ったものだが、別に比べることもないじゃないか、むしろ一緒に楽しもうよ、ということで花 meets 男子である。
 だからなんだという話ではあるが、花を食ってるはずの僕は完全に花に食われてる。「花」という字はくさかんむりに「イヒ」。僕と花は化学反応を起こすはずなんだが完全に食われてるのだ。なぜなら実際食べてないから。ここで実際食べちゃうのは本末転倒であり、花見の醍醐味は花を見ながら食べたり飲んだり踊ったりすることである。これでは花食だし、桜の近くを通った時に花チラ見してもなんら宜しくない。
 花を見て食って飲んで踊るという現在の花見を最初に行ったのは豊臣秀吉だという。その秀吉スタイルが現在まで受け継がれている。みんな楽しそうにしているが所詮はサル真似なのだ。庶民が楽しく花見している様を秀吉はあの世からウキウキしながら見てるかもしれない。サルだからウキーウキーウォッチングだ。
 要するに花見ってほのぼのしててイイネッてことである。


 下北OFFOFFシアターでマンションマンションの『キング・オブ・心中』を観る。ピチチ5の福原さんが作演出。久々に面白い芝居を観た。ちょっと面白過ぎて観終えて軽く凹む。が、勉強になった。
 近藤芳正さんが見に来てた。気付いた時は名前が出てこなくて「あ!三谷幸喜の!ほら、有頂天ホテルの、耳の尖ってた!ああ、俳優さんがいらっしゃる!」とかで失礼極まりない。僕は人の名前とか覚える苦手だが、とっさに名前が出てこないのはただの老化である。まだ走らないで老化!脳を鍛えるゲームがしたい。


 その後は恵比寿でASSHの精算会。一週間経っただけなのにみんなすごく久しぶりっぽくてテンションが上がる。ビデオ見ながら軽く飲む。だのに一部記憶なくす。阿呆だろうか。区の公共施設だのに。阿呆だろうと思う。
 関係各位にはお恥ずかしい限りだ。限りなくお恥ずかしい。反省。届けこの想い!と空を見上げると晴天。晴天のへべれけ。
 今日も花見出来ればいいのに。