EZ DO 豚DANCE
せっかくの豚の日だったので豚を喰らった。
しかし、昨日たいまるのトンテキのことを書いたからって素直にトンテキを喰うと思ったら大間違いだ。人生ってのはそうそう思い通りになんかならない。そうは問屋が卸さない。そんな簡単に人生が思うままに進んだら、僕が中学の卒業文集に書いた通りの人生を歩んでいるのなら、僕は今頃たけし軍団にいるのだ。そして「東さん、宮崎県知事ってマジですかあ」と熱湯の中心配しているのだ。
だから僕はわざわざ上野まで行ったのにたいまるをスルーしてノルブネhttp://www.norubune.com/shops/ueno/index.htmという韓国料理屋に行きサムギョプサルを喰らう。
何故か。
食べたくなったからだ。そして、ここの店員さんは感じがいいからだ。きっとチェ・ジウみたいに裏切ったりしない。チェ・ジウが神狗と繋がっていたなんて!
サムギョプサルを直訳すると「三層の肉」で、豚の三枚肉・バラ肉(三段バラ)のことだ。覚えておくと「ふうん」と言われる。
でも「サムギョプサル」ってなかなか覚えにくいワードだ。「あの、なんか豚肉だけの焼き肉みたいなやつ」とか言うとグレードが一気に下がる。
だから「サムギョプサル」で覚えて欲しい。
僕も鬼じゃないから覚え方も教えてあげる。
ある時、寒がりのSAMが腹を空かせて川べりを歩いていると川原に豚バラ肉を焼いている男がいた。SAMは「食べたいなあ」と思ったが言い出すことも出来ずにただ踊るしかなかった。
男は口いっぱいをバラ肉頬張り、ふと川面に目をやるとそこには口にバラ肉をたらふく頬張った男がいた。あいつのバラ肉の方がよりバラ肉だ。強欲な男はそのバラ肉を頬張った男に向かって怒鳴りつけた。
「おい!」
すると男は口に頬張っていたバラ肉を川に落としてしまい、それを追いかけようと川に転落、水死してしまった。
それを見ていたSAMはラッキーとばかりに残りの豚バラ肉を食べ、そして満足してその場を去っていた。
この故事を
『SAM、漁夫の利で豚バラ肉を食べて、去る』
と云い、そこから『サムギョプサル』という名前が付いたんです。
はい、今日の講義はここまで。こら!ブーブー言うな!思いつきの何が悪い!