豚食って地固まる
みなさんもうご存知かと思うが3月1日は『豚の日』である。
賢くて可愛い豚ちゃんを崇めたてると見せかけて食べる日である。
何故か。
美味しいから。
上野のたいまるのトンテキは美味しいのだ。牛がビフテキなら豚はトンテキだ。鳥ならチキテキだし魚ならギョテキだし大根ならカクテキだ。
何故か。
カクテキ美味しいから。
たいまるのトンテキは肉厚でジューシーだ。僕は肉厚な豚が好みである。生姜焼きは是非ロースでお願いしたい。薄っぺらい生姜焼きはなんか「せこい真似しやがって」と思う。うちのママンはロースで生姜焼きだったのだ。
だから今日はおおいに豚喰らおうぜという話であるが、みんなが一斉に豚を食べると国中の豚がなくなってしまう。
実際そんな事件はフランスで起こっていて、その時に「豚がいないのならトンテキを食べればいいじゃない」と言ったのがマリー・アントワネットで、国民も「そうしよう」ってたいまるに行ったらそういう日に限ってたいまるは休みだったりする。だって豚がいないから。それで「豚食わせろ、豚食わせろ」とブーブー言いながら起こったのがフランス革命でマリー・アントワネットが鼻フックの刑に処されたのが3月1日だったから今日は「豚の日」なのである。
と、思いがちだが、本当は1972年にアメリカのエレン・スタンリーとメアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜のひとつである豚への感謝を込めて制定したとされている。
豚の日を制定するほどの姉妹とはどんな権力を持った姉妹なんだ。
叶姉妹もヒルトン姉妹にも勝る姉妹なんだろう。
きっと立派な豚姉妹なのだ。
だから今日は豚を食べちゃおうと思うが、あんまりがっつくと、
ちなみに9月6日は鹿児島黒牛・黒豚の日である。もちろん語呂合わせだ。牛と豚にとどまってくれて良かったと思う。