寿シェイク

jogantoru2006-02-19



 友人のファニスケ武井修平くんが結婚して、その披露宴二次会にて司会をしてきた。
 最近二次会といえば司会をするみたいになってるのが楽しい。逆に普通の客で行ったらどうしていいのか分からん。
 この二次会は渋谷のXanaduで開かれたんだけど、幹事が15人もいる。しかも綿密に打ち合わせてたりする。すごい。会場に着いたら細かい進行表を渡された。至れり尽くせりである。今まで司会やらせてもらった職場の人の披露宴二次会なんて「とりあえず勢いで」みたいな感じのお任せムードで何も把握してないで乗り切るってパターンばかりなので、これだけしっかりしてると逆に緊張したりする。


 始まってみるとそんな危惧は吹き飛ぶくらいにいい感じ。幹事はみんな全身タイツだし、一緒に司会をした嬢はバニーちゃんだったりして、落語家スタイルで司会した僕が一番地味だったりした。
 途中、武井氏の作った映画「MASK」にアテレコするなんてコーナーが。登場するカップルを新郎新婦に見立ててアテレコするんだけど、新郎役が僕で、しかもオールアドリブである。
 僕は困ると下ネタとウンコネタに逃げるところがあるので空気を壊さぬよう上品にやった。上々のヤヤウケ。ヤヤウケ上等で乗り切った。


 大学時代、友達の少なかった僕は学食前の渡り廊下から階下にいるカップルや学生さんたちを見て、一人ブツブツとアテレコをしていた。そんな孤独な一人遊戯がこんな場面で活かされるとは。ほんと人生に無駄なことってないなと思う。


 ともかく素敵な二次会だった。演出も凝ってたし、何より友達の晴れの姿を最前列で見れたのが嬉しい。やはり職場の人の時とは思い入れが違う。バニー嬢のポロリはなかったが新郎新婦の手紙にホロリした。


 何より新郎新婦が素敵でございました。
 ハァレルゥヤ!



 ま、酔っ払って帰りの井の頭線を二往復するというオチはつきましたが。