アンチ☆ヒール隊『おめでとう、そうして僕らは生きている。』

jogantoru2006-02-06



 友人生野和人氏出演のため、しもきた空間リバティで観劇。そう言えばリバティで客として芝居を観るの初めてかもしれない。もしかしたら来てるかもしれないが、もし行ってたとしても覚えてないからあんまり面白くなかったんだろう。だからすごく初めて気分。そして不思議な気分。意外と客席狭いのね。とか思って客席を見渡すと、白須陽子嬢が観に来てた。久しぶり。とりあえずは生きているのが判明して良かった。たまには連絡しなさいよ。
 舞台はある家の茶の間を舞台にした一巻物。勉強させていただいた。
 生野氏、金髪でモテモテキャラ。そしてエロース。なんだか知人のエロースは気恥ずかしい。そうか。そういう感じなのか。
 作・演出の二宮アカリさんは21歳とかである。ヤング。女子の書く脚本はなかなかに興味深い。女子の描く2099年の世界は溢れるじじいと10人中1人にしか来ないメンスとそれに群がる男子とアンドロイドがいて、メンスのない女子は女子として認められず可哀想な感じ。あー、それは男子には書けん。少なくとも俺には書けん。さっきから「かけん」って変換しようとすると全部「科研」になる。そんなにしばしば使う言葉か、「科研」。
 前に二宮さんとは杯を交わした事があるけど、もちろん挨拶は出来ず。シャイだから。なんでシャイだと挨拶しないかっつうと「覚えられていないことに気付くのが怖いのだ」という自分がいるわけですね。「あ、どうもー」って言って「何がー?」ってポカーンとされると切なくて胸にポカーンと穴が開くのだ。だから挨拶はしない。サヨナラは別れの言葉じゃなくて再び会うための遠い約束と古人は言っているが、僕の基本スタイルは『便りがないのは無事な知らせ』である。
 つうか本当ずうずうしく生きてみたい。


 開演前にスタッフの女の子が諸注意を述べてらっしゃったんですが、途中
「携帯のヴァイブレイションは切ってください」
 との発言。
 バイブってのもなかなか恥ずかしいが、ヴァイブレイションってのも凄い。
 ちょっと踊りそうでもある。
 なんか他にいい言葉はないものか。
 もう恥ずかしいから「携帯のブルブル」とかって言えばいいのにーと赤面しつつ、当の本人も恥ずかしそうだったので、まあ痛みわけだなと思った。


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