言いたいことも言えなくて大砲をぶっ放す
久々に何もなかったので、帰りがけに本屋をハシゴする。
恩田陸の『ドミノ』を探してたんだけど、どこに行ってもない。何?どこの筋からの嫌がらせ?とか思いつつ仕方ないから滝本竜彦の『NHKにようこそ!』を買う。前から気になってたんだけど当時キャッチーな話題だった「ひきこもり」を題材にした上に「NHK」が「日本ひきこもり協会」の略だっていう設定に、うーん、やられたと思ったんだろう。悔しくて手が出なかった。でも先日読んだ『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』が良かったので、いよいよ買ってみたが、やはり表紙が恥ずかしい。
家に帰ると『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』がやってる。戦国と自衛隊ってのはやはりワキワキする。カレーととんかつがかつカレーであり、生クリームとアイスコーヒーがアイスウィンナーコーヒーであるように、好きな物同士が組み合わさるとワキワキする。それが日本男児である。それに豊臣秀頼公も出て来るし。彼は誕生日が一緒なので親近感がわくのだ。あの儚い感じとかね。
今回は設定が関ヶ原で、出て来るのが小早川秀秋(藤原竜也)ってのがいい。あの天下の裏切りっぷりがどうなってるのか気になる。それにしても津川雅彦は徳川家康がよく似合う。家康=タヌキ=津川雅彦=グランパパである。が、竹中直人の石田三成ってのはどうなんだ。もう秀吉にしか見えないし、いつキン○マをこぼすんだか気になって仕方ない。
とはいえやはり反町である。言いたいことの言えないそんな反町は死体見りゃあ「うおおおおお」、家康の前で「うおおおおお」、敵が来たら「うおおおおお、パン!パン!パン!」。これはパンをくれよーとマリー・アントワネットに直訴してるんではなくて銃声だ。もう反町ったら叫ぶか撃つかしかない。
しかしながら、気がつけばどっぷりハマってしまい来週が楽しみで仕方ない。
ほんと今シーズンはドラマっ子である。