西郷どんとポロキューくん
上野は僕のお気に入りの街で美味い韓国料理の店はあるし、全体的に食べる物美味いし、ネタを考える喫茶店もあるし、ミスドもあるしチョコクロもあれば500円ポルノも中田商店もある。
そしてなんといっても西郷どんがいる。年に何度この姿を拝んでいるやら、特に友達でも親族でもないがやけに西郷どんには愛着がある。
この上野の西郷どんは実は本人じゃないんじゃないか説みたいなのがあるが、鹿児島県山川にある西郷どんの銅像を見ると西郷どんは実はアニメだったんじゃないかと思えてくる。(→http://blog.drecom.jp/jbp/archive/109)犬を連れてはいるけどだいぶコミカル。目玉にはビー玉が入ってるらしい。なんだか西郷どん、座敷童子みたい。柱の影から「一緒に遊ぼうでごわす」。怖い。
でも本当の西郷どんはこんな感じらしい。優しそうな人である。→http://blog.so-net.ne.jp/rarihoo/2005-03-18-7
そんな西郷どんの銅像の真下にあるレストラン聚楽台に数年来気になっているメニューがある。
その名も『西郷丼』880円也。
ダジャレだ。
ものすごくダジャレだ。
夕食にするにはチープな感があるし、なかなか昼間に行くってこともない。
で、数年の間気になるばかりで食する機会がなかった。
でも西郷どんの下で西郷丼を食うという夢を捨てることはなかった。
で、ようやくそれを食することが出来た。
聚楽台の中はものすごく広くて、団体客やら家族連れやらで賑わっている。そして店内に溢れる昭和テイスト。なんというかタイムスリップしたような感じだ。
そして僕の目の前には念願の西郷丼が運ばれてきた。
大盛りのご飯の上には豚の角煮、さつま揚げ、鳥そぼろ、薩摩芋の天婦羅、めんたいこ、そして中央にはほうれん草と温泉玉子で桜島があしらわれている。
豪快!
むしろめちゃくちゃ!
もう全部の味がごっちゃになって、それをガシガシ食う。
夢にまで見た西郷丼はそこそこに美味かった。量は半端なかった。でも食べながら「これは西郷どんのように豪快な丼でごわすなあ」と思ったりして、それが満足してる証拠でごわした。
その後、銀座で3月公演に出演する森沢ゆうさんの出演する舞台を観劇して、挨拶もせずに下北沢に急行。
ヴィレッジ・ヴァンガードでのおおひなたごう先生のサイン会である。『特殊能力アビルEXTRA』が発売されたためである。
時間前に着いたもののすでに列を本多劇場の階段まで続いていた。そんな中、おおひなた先生は気さくに話しながらサインを書いている。先週のTVブロスで拝見したが、実物もオトコ前である。声はちょっと出川に似ている。
僕の番になると名前を見て、
「ジョウガン!…なんて読むの?」
いやいや、ジョウガンですよ、読めてたでしょ、などとはツッコまずに「ジョウガンです」。なんでも山形だかに「成願寺」があるとか。地元か?
「好きなキャラは?」
一緒にキャラを書いてくれるらしい。
「じゃあ、ポロキューくんで」
「そんな地味なキャラを?」
「はい」
「今日書くことないだろうと思ってた。でもラッキーだよ」
というポロキューくんは赤マジックも使ってもらった。まさしくラッキーだ。
『トオルへ』ってものすごく友達っぽい感じではあるが初対面である。大事にしなくては。おおひなた先生のサイン会はスタンプカードがあって、3つ貯まると直筆ネーム、6つ貯まると直筆原稿がもらえるらしい。また行かなくては。「ネーム」って何だか分からないけど。
そしてサイン会に並ぶってなんか乙女みたいでちょっとワキワキするんだな。そんな日曜日でした。
- 作者: おおひなたごう
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/12/01
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