自分。をプロデュース
昨日の稽古でやることになったんです。
『自分をプロデュースしてみよう』
文字にしてみると内気な人々の社会復帰へのリハビリの一環か、はたまたつんく♂の著書名みたいだけど、要するに「自分のキャラを把握して活かそうじゃないか」的なこと。
僕はこれが苦手なんですね。勘弁してくださいとしか言えない。自分の長所とかさっぱり分かんない。特技とか全然ない。
もっぱら最近特技に指定してるのが『聞き上手』ですから。オーディションで「特技は?」って聞かれたら「聞き上手です」「やってみてください」「あ、そうか、やるんだぁ」「早くやってください」「もうやってますよ」
通用しねー。
分かっております。
しかしながら分からんのですね。こんなに自分大好きっ子なのに。
そうか。自分大好き過ぎて分かんなくなってるのかも。恋は盲目と言いますし。
他のキャストがやってるのを見るとマイペースな人もいれば勢いで突っ走る人もいるし、まさに特技!みたいな人もいる。みんなキャラ出てんのよね。
僕はというとダジャレに逃げてしまうわけです。巧いこと言ってやり過ごす。
思えば人生そんな感じでやり過ごしているわけです。かと言って本当にやり過ごせてるわけではなく、どんどんしわ寄せて来てるって話になる。
特技。
『特に技』である。
技。
ねえなあ。
なんか「これぞ」みたいな技を身につけるべきである。そう思った時期もある。広東語はCD一回聞いただけで断念したし、パパンからハーモニカを習おうかと思ったが口に当たる鉄の感じがダメだった。
なんかいい特技はないでしょうか?
奇抜かつ感動的な特技があったら募集しております。
あと僕の長所とか気付いたことある方はこっそり教えてください。ニヤリとさせていただきます。