宮崎と宮崎と楢崎

jogantoru2006-01-18



 最近はテレビばかり観てます。昔風に言えばカウチポテト族です。今だと続・カウチポテト族でしょうか。なんだか山本山みたいです。成願です。
 専らテレビの話題はホリエモンライブドアショックですが僕自身株はやってないし経済には通じてないので、なんか最近親近感を持っていたホリエモンだけに、ちょっと可哀想に思えてもきます。知ったような顔するとボロが出るのでライブドアの事件に関しては言及しません。少し思うのは最近バラエティ番組とか見てて「なんか冴えない女の人が出てるなあ」とか思うと乙部さんだったりすることくらい。あと木内美穂が広報に採用されたそうですね。何故にこのタイミングで?とか思うけど、なんか懐かしいけど、ツイてないな木内美穂
 そんなホリエモンライブドアショックの陰でひっそりと17年前の幼女連続誘拐殺人の宮崎勤最高裁から死刑判決が下った。
 当時僕はまだ社会にも出てなくてこの事件は相当衝撃的だった。いまだに彼が犯行声明文に使っていた「今田勇子」という名前や被害者の少女の名前を忘れないし、入間に住んでるという人に会うと「あ。宮崎勤ん時の発見現場すね、入間川。当時は何を?」みたいなことを訊いてしまう。失敬な話だ。だから僕にとって宮崎と云えば駿じゃなく勤なんだけど、「千と千尋の神隠し」のロリコン性やスカトロ具合を見て、勤=アニメ=駿、と二つの宮崎が繋がったりして焦ったりもした。
 考えてみるとあの事件から日本に異常殺人というのが広まった、というか認知されて、それから酒鬼薔薇の事件や小林薫の女児誘拐殺人なんかが起こるたびに宮崎勤を連想させた。小林薫なんて「第二の宮崎勤として名前が残ってほしい」とか言ってたし。それに「『第二の宮崎勤』は名乗らせません」と言い返してる宮崎勤に笑ってたりしたけど、いまだに「良いことをしたと思います」とか言っちゃってる宮崎に死刑は当然で、寧ろ遅いくらいだ。


 で、宮崎勤を扱っているHPがあった。
 http://www.tctv.ne.jp/members/nisijima/keimusyo/miyazaki.html
 犯行声明文が全文記載されている上に、本人がQ&Aコーナーで質問に答えたりしてる。
 今は「おじいさんと将棋がしたい」そうです。


 ま、僕は快楽異常殺人とか好きなんで、いや、好きというとアレですが興味があるんで、海外のチカチイロとかゲーシーとかの事件ってのはいろいろ調べたりとかするんだけど、それこそそれは対岸のなんたらっつうやつで、被害者が日本人で小さな女の子だったりすると全然違う。やっぱ海外のはどこかお話的に思えるから普通に読んだり見たり出来るのである。良くないけど。
 でもそういう風潮ってあるんじゃないだろうか。佐川一政がフランスでルネさんを食べちゃったけど、これが日本で近所の奥さんとか食べちゃってたら状況は全く変わってくると思う。


 僕は普段ちょっとムカついたりすると「死ねばいいのに」とか思うけど、それは「殺したい」ではなくて「不慮の事故とか遭えばいいのに」という優しい言葉なので決して人を殺したりしちゃいかんなあとつくづく思うわけであります。
しようと思いました。しないけど。