『チーム★アメリカ ワールドポリス』

　『THE有頂天ホテル』を観て帰ってきてから観た外人さんの作ったバカ映画。面白い。これは日本人には作れないのよね。でもバカ映画と言いつつも、すごくいいことを言ってるんだけど、主人公のチームアメリカはテロ退治のために街とかお構いなしにブッ壊すし、金正日が悪の親玉（なんか可愛いんだけど）で、その手下がアレック・ボールドウィンやらショーン・ペンやらジョージ・クルーニーやらサミュエル・L・ジャクソンやらで、そいつらが頭吹っ飛ばされるわマット・デイモンはものすごくバカ扱いで、なんつうか素晴らしい。アメリカン、フ★★ク、イェ〜！であります。この破壊力は見習うべきところすごく多い。
　全部人形だからやる事なすことマヌケで笑える。ラブシーンなんて実写じゃありえない体位になってますから。アメリカにも四十八手とかあるんだろうか。半端なくバカバカしい。
　でも、こういうのってやっぱちゃんと考えてないと作れないんだと思う。僕なんか政治のこととか対岸の花火っつうか、数駅向こうの花火っつうか、やっぱ全然考えてないもん。
　で、ちゃんと考えて作ってるから最後の「人類はチ○コとマ○コとケツの○だ」みたいな話にちょっと納得しちゃって、感動しちゃったりもする。
　あ、そういえばブッシュは出てこなかったな。そこはダメだったんだろうか。

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