那須ガス爆発2005⑤〜包み込むように、そして〜
うんこシールから始まり、亀梨くんの従兄弟やら乙女のような滝やら軍国主義やら黄金巨像やらダチョウ料理やらと、まるで久本と柴田の珍道中みたいなコースを辿り、那須の旅は終わった。
なんというか、あー面白かったって感じだ。
那須に行くとテンションが上がる。
那須と横浜中華街とひたちなかが僕のテンション上がりタウンである。なんだ、テンション上がりタウンって。自分の語彙の無さに焦る。が、気にはしていない。
去年上演した「ナス、ガス爆発」という芝居は、那須を旅行している時にほぼ大枠が出来上がったメイドin那須な作品である。ただ単純に那須与一が好きだからお墓でも拝んでみるか程度のノリで行っただけだったんですが。
今回もいろいろと、まあ、あれしてるわけですよ、ええ。
前回はパラグライダーをやったんだけど、今回は11月でシーズンが終わったらしく一週違いで飛べなかった。次回は飛んでみようかと思う。ダチョウよりも高く、黄金像を見下ろすほどに。
帰り道。
せっかく栃木に来たんだしってことで宇都宮に寄り道。
宇都宮餃子館というところで餃子を食う。宇都宮の人は朝から餃子を食うそうだ。
この宇都宮餃子館は岸朝子先生のご推薦だそうだ。あの上品っぽいばあさんである。
壁には来店した著名人の写真が貼られていたけど、覚えているのは平成の火野正平じゃない方の火野正平(つまり本人)くらいなので、あとはまあ、マイナーな方々だ。
宇都宮餃子館のマスコット『スタミナ健太』くんである。
見ると周りにはムーミン風の像やらいろいろ置いてあった。
そして一体だけ隠れるように端に置かれ、雨に打たれている像があった。
なんか切ないぞ、黒えもん。
というわけで、那須の旅、略してなすび、完結。