那須ガス爆発2005②〜初雪に乙女の親切踏みにじり〜

jogantoru2005-12-04



 朝起きるとすっかり雪が積もっていて焦る。
 なんというか、いきなり過ぎて感動とかしない。
 あー雪だ。みたいな感じ。
 とりあえず触ったり。
 いきなりだと触るね。確認したくなる。
 階段から落っこちて自分の体が女の子になった時も触るもの。
 これはやらしいアレではなくて確認だ。
 で、あー女だ俺。とかなるんだと思う。


 そんな雪景色を見ていると
 

 
 「←スタート」なんて書いてあるもんだから、スタートしてみる。
 車の運転も非常に怖い。チェーンなんかないもの。チェーンなんか巻けないもの。そういうモダンなライフの中にいるんですから僕は。


 


 雪の中はさらにずんずん進むと、そこには滝があった。


 
 『乙女の滝』(写真は雪が降ってないバージョン)
 白笹山から流れる沢名川にかかる、落差10m、幅5mの美しい滝。
 名前の由来は美少女がここで髪を洗っていたからだとも、滝自体が乙女の姿をしているからだともいわれている。

 のだとか。



 こんなとこで髪を洗うってのは罰ゲームだと思う。
 なんとなくひょうきん族の懺悔コーナーを思い出す。




 


 ふと見ると爽やかな感じのカップルが滝に一直線に歩いていく。
 すわ、心中か!
 二人全裸で入水か!
 と、色めき立つも脱ぐ気配も入る気配もなく、むしろ邪魔的な存在になってしまったため、その場を去ることにする。
 まったく、こっちは心配してやってんのに。


 俺の親切を踏みにじりやがって!




 


 悔しいから、僕は新雪を踏みにじってみた。




 ダジャレだよ!(スケバン狂子で)