異文化コミュニケーション

 日本には八百万の神様がいるけど、世界にもたくさん神様がいて、もうなんつーか神様だらけの宗教だらけである。
 みんな結局は「神様」つうでっかい概念を信じてんだから同じなんだろうけど、いろいろ細分化していて素人にはなんだか分からない。
 たぶん当人たちも他の宗教を
「あ、あっちの方が、なんか、いい」
 などと横目に見てたりするんだろうけど、戒律だとかしがらみだとかでなかなか打ち解けられないっぽさがある。



 しかし、先日こんな光景を発見。



 



 仏教VSイラスム教
 

 とはいえこのオレンジの方が本当にイスラム教かというと自信はないんだけど、僕ん中ではこの人はイスラム教のお坊さんである。決して派手なおばさんとかではない。
 当初は「オレンジって何?」「何だその帽子」「何食ったらそんな太んの?精進しろっつの」「うるさいハゲ」「お前もじゃ」などと言い争っていた二人だが、結局は同じような神様をリスペクトしている二人。最終的には意気投合すると『神』というお笑いコンビを結成するだとかでドトールに入りネタ作りに没頭していました。
 大技は「神頼み!神頼み!」と言いながら日本人僧侶を逆さにして笠を軸に独楽のようにぐるぐる回し、イラスム僧侶が「♪世界は一つ〜、世界は一つ〜」と泣きながら歌うネタ。これには感動すら覚えた。その時回されている方が「ほっとけ、ほっとけ!」とツッコむ姿にも新しい風を感じました。
 ま、こうなってくるとこれまでの概念とか常識とか覆していかんとまずいと思うわけですよ実際。彼らこそ本当のエンタの神様になれるんじゃないかと、心から思うわけです。
 いや、ほんとに。