CRAZY KEN BAND SHOW

　行ってきましたクレイジーケンバンドのLIVE。その名も『ハローよこはま30周年イベント SOUL PUNCH 2005 CRAZY KEN BAND SHOW "HONMOKU RED HOT STREET heat1"』。長い。そして道のりも長い。場所は本牧市民公園野球場。車で高速走りまくって到着。車の中ではもちろん流れる「SOUL PUNCH」。俄然盛り上がりつつ、着いてみると周りには市民プールあり、見上げれば普通に団地があったりで、ほんわかムード。ですが公園内はお祭り気分。人はたくさんだし、出店あるわ、昼間からビールガンガン飲めるわ、行ったことないけどロックフェスってこんな感じなのかしら。その近くではヨコハマG30キャンペーンやってるし、「選挙に行こう」みたいな事してる輩からチンピラギリギリの方々までほんとお祭り。来年はロックインジャパンに絶対行こうと誓う。
　LIVEはかなり盛り上がって、最初は横山剣さんの敬愛するThe MOJOSだったんですがボーカルのCHIBOさんは58歳だそうで、その元気さには驚かされる。見た感じは電撃ネットワークの南部さんみたいなんですが、シャウトシャウトシャウトで還暦前とは思えない。あ、うちの父親と同じくらいだとか思いつつ、やっぱうちの父親がボーカルで出てきたら焦るもん。「ボーカルの強です」ってハーモニカ吹かれたらひっくり返るもん。CHIBOさんにしろ、剣さんにしろ、歳を取ってもこのパワフルっぷりは見習わなくてはです。
　
　お待ちかねのCKBのLIVEはいきなり会場内をメンバーがバイクで登場するっていう派手なオープニングで、一曲目の『逆輸入ツイスト』から始まって最後まで本当に楽しかった。剣さんはMCも達者でまるで落語家のようにリズミカルに喋る。「そうそうそうそう」ってのは口癖なのか流行らせたいのか。
　CKBのLIVEはコール＆レスプンスが楽しい。グループ魂もそうだけど、芝居でもコール＆レスポンス出来たら面白いのに。ねえ。で、『タイガー＆ドラゴン』で一緒「ハッ！」ってやって、『横山自動車』での「よ！」「こ！」「や！」「ま！」「じ！」「ど！」「う！」「しゃ！」の掛け合いは行きの車で予習しといてよかった。アンコールの『男の滑走路』ではなんかグッときて、終わったらパッと夢から目覚めたようだった。
　ほんと「ハッ！」として、グッときて、パッと目覚める恋のような最高のLIVE。ツアーファイナルの武道館も昨年に引き続き、行きたいと思う。だからお願いしますMさん。

　さて、公園の敷地内には上海横浜友好園というのがあり、これは剣さんのソロアルバム『クレイジーケンズワールド』のジャケット内写真にも使われている施設で、となれば剣さんと同じポーズで同じ写真を撮るのがスジってもんで撮りました。
　
　たくさん人がいたので恥ずかしかったけど、そりゃ遠く見るみたいな目にもなるってもんです。ちなみにかぶってるのはCKBグッズのヨコワケハンサムキャップ。
　なんつうかね、こういうのは心底楽しんじゃうのが一番って最近ようやく思い始めました。