お口に合いますでしょうか?

jogantoru2005-08-18



 と言われて「うーん、まずい」と即答出来るのはよほど豪気な人か八名信夫くらいだが、八名信夫には「もう一杯!」と付け加える優しさがあって器がでかいなあと思う。
 今日からファミリーマートで発売された『お口に合いますでしょうか』フェアのお弁当は日テレ系『浜ちゃんと』から生まれたキムキム兄やんが作ったお弁当である。そういったイベントに弱い僕は早速《豚肉の塩昆布炒め弁当》を食べてみたら美味。さらに梅ぽん酢を加えたら益々美味。キムキム兄やんの料理をテレビで見て「美味そうだなあ」と、まるでトランペットを欲しがる少年のようにブラウン管にへばりついていた僕らには願ったり叶ったりである。
 それにしてもファミリーマートもナイス人選だ。いいかげん神田川先生とか料理人系のお弁当には飽きていたし高い。でもこれはリーズナブルだし美味い。
 これからのコンビニ弁当はこの身近な路線でいけばいいと思う。岩城滉一のカレーとかケインコスギのカレーとか西城秀樹のカレーとか。カレーばかりだな。土曜昼にやってる『ゴゴサタ』のマツケンレシピとかヒットすると思う。
 あ、これいいこと言ってるな。
 逆に『愛のエプロン』でのインリンさとう珠緒や井上和歌の不味い料理とかも怖い物食べたさで流行るかも。パッケージには城島リーダーのバケツ直前の顔を載せようじゃないか。
 うん、これはいい。自信が確信に変わりつつあります。
 

 料理ってのは盛り付けや皿によっても印象が全然変わるが大事なのは作る人間である。弁当屋さんでも気の良さそうなおばちゃんが調理場にいるとなんかいい感じである。かわいい女の子が一生懸命作ってたら多少不味くとも許してあげれるのである。
 要は作る人間を食べる人間がどう受け入れるかである。
 前に下北沢の回転寿司に入った時、そこの店の板前さんは全員アラブ系の外人さんであった。正直、萎えた。差別する気はないが寿司はやはり日本人に握って欲しいのが人情ってもんだ。
 でもまあ、美味しかったんだが。
 要は味なのである。
 あれ?
 まあうちの母親曰く「腹ん中入っちまえば全部一緒」なのである。これが真理であります。