マジすんませんの歌

jogantoru2005-07-14


 ロシアのお騒がせデュオ、t.A.T.u.が、今秋発売予定のニューアルバムに、日本のファンへ向けたメッセージソングを収録することが分かった。関係者によると、タイトルは「I'm Sorry Japan」。つまり「日本のみなさん、すいませんでした」という懺悔曲だとか。
 t.A.T.u.は平成15年6月に来日した際、テレビ朝日ミュージックステーション」の生放送をドタキャンし大問題となった。当時プロデューサーだったイヴァン・シャポヴァロフ氏の指示で行ったこととはいえ、彼女たちのイメージは日本では最悪だ。
 そのイヴァン氏を昨年解雇し、日本のファンに懺悔の意味を込めて制作しているという。初アルバム「t.A.T.u.」が180万枚を売り上げた世界第2の大市場を考えると、自ら行動を起こしておくのが得策だと考えたようだ。


 考えたもんである。が、今さらな気もする。今さら謝られたって聞かないっつの。
 どうせなら日本語で歌わないと。どうせならヒットした「All the Things She Said」にメロディに乗せて『♪マジすんません、マジすんません、マジすんません、マジすんません』って歌ってればいいんじゃなかろうか。王様とか嘉門達夫みたいでいいと思う。俺は当時から「マジすんません」って歌詞だと思ってたし。って、それは言い過ぎで空耳的にそう聞き取っていたのである。
 それはそうとt.A.T.u.といえば必ず【ロシアのお騒がせデュオ】っていう形容詞がつく。慣れちゃったけど客観的に見るとすごい。なんだ、お騒がせデュオって。自発的に【お騒がせ】って言われるとなんかめちゃめちゃ面白い奴らでエンターテイナーっぽい。これが【ロシアの迷惑二人組】だとロシア語で「引っ越ーし!引っ越ーし!」って怒鳴ってそうである。しかも二人組だからたちが悪い。
 しかし、そうなってくると世界にはまだまだいろんなデュオがいるのかもしれない。
 【北米の筋肉質デュオ】とか【中国の雑技団デュオ】とか【フィンランドの白夜デュオ】とか【北朝鮮将軍様のためだけにデュオ】とか【ドイツのイッヒ、リーベ、デュオ】とか挙げたらキリがない。
 そう言えば【日本のt.A.T.u.】みたいな呼ばれ方をしてた推定少女ってどうしてんだろ?


 
 t.A.T.u.の懺悔の結果や如何に。