安達くずし真相

jogantoru2005-05-13


 安達祐実が大変なことになっている。これは今秋のフジテレビのSPドラマ積木くずし真相〜哀しい家族の最終章〜』の制作発表での写真。このドラマは穂積隆信の原作本をモチーフに家族が崩壊していくさまを描き、最高視聴率45・3%を記録した人気ドラマ『積木くずし』の続編。手記第2弾『由香里の死 そして愛』が原作になっている。父親役に舘ひろし、母親役に杉田かおる、そして娘役の安達祐実(23)。13歳から35歳で亡くなるまでを演じるって時点でかなりの大注目してたんだけど、こんな風貌だった。


 
 はい、どーん、どーん、どーん!どん太か!
 ってこれすごい。
 何故に由香里=安達祐実はこんな姿になってしまったのか。ドラマを見る前にその歴史を紐解いていこうと思う。
「安達くずし-真相-」である。
 祐実は幼少からCMに出たりして具が大きいだけで大喜びするような子だったが、ある事情から家を無くし犬と暮らすようになる。


 
 「同情するなら金をくれ」を合言葉に全国を行脚。そんな一人と一匹のメッセージは米兵への「ギブミーチョコレート」以来のおねだりワードとして世間を席捲。その堂々たる様は中におばちゃんが入ってるんじゃねえかと疑われるほど。これを踏襲したのが現在のえなりかずきだと言われている。
 しかしそんな祐実も大人になってグラビアに登場する。しかし見ちゃいけないもの見ちゃったというなんとも言えない罪悪感に苛まれるその肢体になんだか申し訳ない気分になったりした。みんなコンビニの雑誌コーナーに彼女の半端に媚びた眼差しを見つけると、「だからだめだってそういうことしちゃ」と姪っ子でも諭すような気分になったものだ。
 しかしチャイドルというには時すでに遅かった祐実はグラビア界でのポジションも色物ギリギリのラインに置かれる。現状打破を考えた祐実はお色気に活路を見い出そうとする。


 
 祐実はドールハウスというクラブでダンサーとして踊り、夜は諜報員として暗躍する暮らしを送り始める。前髪のピンクはやらされているのではない。自分でやっているのだ。祐実の中での「お色気=ピンク」「危険な女=髪を染める」などのチョイスによりこのような姿になったわけである。
 この頃、祐実は自分の年齢の倍ほどもある男性と交際。相手の男性には世間から一斉に「ロリコン」の烙印が押される。大人なのに。仕方ない。それがサガなのである。
 しかしその男性アーサーと別離し、拠り所を失った祐実は生活も荒れ果て、心も荒み、風貌もガラリ豹変した。


 
 はい、どーん!出来上がり!
 というわけで彼女はこんなザマになってしまったというわけ。こんな彼女の生涯をドラマティックに、かつ感動的に描いたのが9月に放送される『積木くずし真相〜哀しい家族の最終章〜』なのである。どんな最終章が待っているのか。特に見たいとも思ってなかったが、ここまで書くとすっかり虜になっている自分がいる。


 そんな祐実にも新しい恋の噂がちらほら。いつまでも大人に憧れる祐実は今度の恋では随分とリードしているようで、何でも新しい彼に祐実は耳元で甘い言葉を囁いているのだとか。


 
 甘ーい。安達さん甘い、甘すぎるよー。夏の朝に蟻が行列をなしているおじさんの残尿に混じった糖分より甘いよー。カウント2-3からの巨人・高橋尚の勝負球くらい甘いよー。
 とか言ってるとか言ってないとか。
 でも、あたしゃ認めないよ。
 いや、別にいいか。つうか、いいのか井戸田さん。


 ちなみに相方・小沢さんのブログはなんとも甘いこと言いそうな感じだ。
 http://blog.livedoor.jp/spw1/