ロボット1台3600万円

　ガシャンガシャンガシャンガシャン！いくぞ！ウィーン、ドンガシュン！キュイイイイン、ギュンギュンギュン、ダッヒューン！そこか！ガシャ、ウィーカシャン、ガシャガン！バラララララ！させるかぁ！ドンガンバシュン！ギュンバシュン！イービョホン！ドゥゴン！チャンチャドゥギョン、チャンドゴン！チャンドンゴーン！キントウーン！ぐああああああ！

　…あ、すいません。取り乱してしまいました。だってついに人間が乗れるロボットが完成したって聞いたら心取り乱して舞い上がって大気圏突入して突き抜けて赤い彗星と一戦交えたりもするってもんです。
　写真は榊原機械という会社が開発した搭乗型二足歩行ロボット。その名も「LAND WALKER」。鉄製で高さ3.4m、重さ1t。コンバトラーVが身長57m、体重550tであることから考えると比率としてはだいぶ軽量だ。身長が10倍強なのに対して体重が550倍ってコンバトラーVは相当デブなロボットだ。でもルックスはシャープだから550t分は筋肉か。いやロボットだから筋鉄か。どっちでもいい。
　さておき、このLAND WALKERったら「未来少年コナン」に出て来るロボットみたいでかなりかっこいい。しかも操縦席の左右には6本の銃身が回転する空気砲が2門装着されているのだ。すごいよLAND WALKER。倒せるもん敵。

　このロボットは同社開発課の南雲正章さん（31）が「人が搭乗して、操縦して楽しめるロボットを作りたい」と2003年5月から開発に着手し、さまざまな試行錯誤を経て今年2月に完成したという。すごいよ南雲さん。南雲さんよっぽどガンダムとか好きなんだろうな。その想いがLAND WALKERを完成させたんだと思う。
　写真でLAND WALKERを操縦してんのが南雲さんなんだろうけど絶対乗る時言ってるもん。
「南雲、いきまーす！」
　ちょっと語感も似てるし。

　ちなみにこのLAND WALKERは購入希望者がいれば3600万円で販売するんだとか。3600万か。ちょっと高い。俺の今の財布の中身4785円。早く新機種が出て値下がりしないかな。当面は質素倹約でいくから。