ラーメンズ『アリス』

jogantoru2005-04-16

 座布団席も超満員の本多劇場。俺の前の席が2つ空いてて「もったいないなあ」とか思ってるとラーメンズ登場。初っ端で「あ、小林賢太郎の方が背高いんだ」と再確認するも、周りの客の「ラーメンズが動いてる」ってだけで笑う空気に馴染めずにいると、一本目のコントが終わった暗転中にいきなり俺らの前にバカップル(この場合のバカップルとはラブラブさ加減がバカっぽいとかでなく、頭が悪くて常識のない真に馬鹿なカップルを指す)が登場。女の方はいきなり俺の太ももをわささーっと撫でると俺の上に座ろうとしてる。どんな新手の痴女やねんと思ってると女が言う。
「3番と4番の席どこですか?」
 はぁ?お前らの目の前の席空いてんだろ。どんなボケじゃい。こっちのこと特急でこっそりグリーン車座ってるオッサンみたいに思いやがってムキー!
 とか思い気分を害するもラーメンズ出て来たら釘付け笑いっぱなし。2本目の誕生パーティーのネタからバニー部ネタ、芋虫のネタ、最後の不思議の国ニッポンのネタと、いやー凄かった。面白かった。ほんと最高。小林賢太郎天才。緻密に計算されたネタと言葉のチョイスとあの動き。何から何まで完璧。うわ、あれがあれでそう来てこう来るんかゲラゲラゲラえーマジでギャーどひひひひ。ネタばれするといけないからこんなしか書けないがこんな感じだった。勉強になる。これが4000円なんだから安いもんだ。ありがたいけど。