4月5日は

 死後の日。
 これ絶対丹波哲郎が制定してるに違いないと調べてみるも見つからず。じゃあ俺が制定しようって事が俺の中の俺と俺と俺が開いた俺会議で承認され、4月5日は『死後の日』になり、ちょっと死後の事を考えてみる。
  
 と、思うけど死後の世界なんてのは一般的な思想の上での天国や極楽浄土や地獄くらいしか分からない。だって死んだことないから。先に分かってたら死んでからの楽しみがなくなってしまう。


 『死んだあとはどうなるんだい』
 『そんな事知らねえよ』
 『なんだか死ぬのが怖いねえ』
 『でもどうやら死後の世界はいいところらしいや』
 『どうしてだい?』
 『誰一人あっちから帰って来ねえ』


 これだ。
 先日見た寄席で誰かが言ってた話だと記憶するが、見事なまでのポジティブシンキング。そう思うと死後の世界なんて怖くない。


 ローマ法王ヨハネ・パウロⅡ世が亡くなり、8日に葬儀が行われる。
 俺も一応クリスチャンなんだが(不敬虔ではあるが)、仕事は忌引で休んでいいんだろうか。
 行かないけど。