『28時』

 久しぶりに自主映画の撮影。
 ザンパノシアター渡邊高章監督のオムニバス『28時』である。渡邊監督とはファニスケを通じて知り合ってはいたんだけど、撮影に呼んでもらったのは初めて。嬉しい。しかも渡邊監督は永瀬正敏監督の『乾いた花』で助監督を務め、DVD特典映像の『ワタシ from ex』を監督してる上に、TV版濱マイクにもスタッフとして参加しているという方。もうマニア垂涎モノです。一緒にやれるだけでありがたいことでありまして。
 この『28時』という作品はHPの解説によれば、大学助教授・数屋諭(山家浩)と彼に関わる三人、不倫相手・小林実知(池上ゆき)、大学時代の後輩・桂木幹郎(これが俺です)、妻・友子(早坂音々)とのそれぞれ独立した物語から成る「依存」をテーマにした三話のオムニバス作品。タイトルの「28時」とは眠れない大人が童話を読む時間にあたるとのことである。
 俺は後輩の幹郎として今回はなかなかにシリアスな芝居をさせてもらいまして、長台詞満載で大変だったんですがスムーズに撮影は終了。これ4/30と5/1に行われるなかのZERO視聴覚ホールでのザンパノシアター上映会で観れますんで関東にお住まいの方は是非来場してくれたらすごく嬉しいです。


 ちなみに渡邊監督の家には『乾いた花』で市川美和子さんと共演したウサギが飼われていて、超かわいい。
 
 

 そう言えば俺も幼少の頃にウサギを飼っていた。
 1羽目の子は太りすぎて檻から出られなくなり、出したら途端に脱走した。脱兎のごとく。
 2羽目の子は幼稚園でかわいがってもらえるようにあげたら、檻に忍び込んだ野良犬に無残にもイートされたのだった。
 懐かしくてシュチュネェ。そんなメモリー
 あ、そう言えばもっと小さい時、飼っていたジュウシマツに餌あげようとカゴを覗いたら蛇(アオダイショウ)がカゴの中にいてジュウシマツを丸飲みしてたっけ。


 あ。本気で切なくなってきた。


【ザンパノシアター】http://www.geocities.jp/zampanotheater/
【乾いた花】http://www.rocket-punch.co.jp/htmltf/tfindex.html