集中稽古開始なわけで

気がつけば本番まで余裕で一週間を切り本日より某貸し稽古場に入って4日間の集中稽古となった。
集中稽古とはいっても今までの稽古を気分ふわふわ散漫にしていたっつうわけじゃなく最後の締めとして一カ所に詰めてガガガーっと仕上げていこうっつう趣なわけで江戸川区にあるその貸し稽古場は駅徒歩10分の割には辺鄙なムードのある倉庫チックな建物である。稽古場の周りには舞台資材やらが溢れ、なんとも胡散臭いムード。いい意味でね。
男の子はこういう胡散臭い倉庫ってのにワクワクするものでちょっと住んでみたい。スプリングの飛び出したベッドが置かれた一角に座り、サバイバルナイフで切り取りながら肉を食う。蘇る金狼気分。普段の勤労者から夜の金狼に変わるのだ。
でもまあ殺し屋じゃなくて役者なわけだから稽古するわけであって下界の喧噪から離れ『トーキョーから行先不明の穴に落ちて』を仕上げていくのです。どうやらかなり面白い。みなさま依然予約受付中ですよ。