イモ菓子食べ児童27人死亡

『フィリピン南部のボホール島マビニで9日、油で揚げたキャッサバと呼ばれるイモの揚げ菓子を食べた小学生が学校で腹痛や吐き気を訴え、近くの病院に運ばれたが、27人が死亡、約100人が入院した。
 原因は不明だが、地元警察では故意に毒物等を投与された可能性は低いとの見方を示した。キャッサバは適切な処理をせずに食べると有害な青酸を発生する物質を含んでいる。
 児童らは小学校の1〜6年生。午前中の休み時間に校外の露店で菓子を買って、食後30分ほどで症状を訴え始めた。露店の業者1人も重い症状を示したという。』

 これは何がいけないのかというと休み時間に校外に出て怪しい露天でお菓子なんか買って食ってるってのがそもそもいけないのである。ほんで30分後の国語の時間に「スーホの白い馬」とかやってたら、いきなりみんな教室で嘔吐したりしてるわけでしょ。先生もがっかりだ。どんなブーイングだ。スタンドバイミーのパイ食い選手権じゃないんだから。
 自業自得とはこのことだ。ってそんなこと言うとクラスの女子たちは「成願くんひどいー」とか言うかもしれないし、まあ死んだ子はかわいそうではあるが、やっぱりお菓子買い食いしてあたって死んだとあっちゃ何とも微妙な心持ちになってくる。
 でも一番かわいそうなのはこの露天業者で、この人は子供らが苦しみ始めた後に
「あんたのとこのお菓子食べて苦しんでんのよ!どうしてくれんのよ!」
 みたいに詰め寄られて
「何言ってるんですか。そんな訳ないでしょ。じゃあ私も食べますから、それで納得してもらえますよね、食べますから!」
 ごっくん。
「ギャーーーー!」
 卒倒。
 すげえかわいそう。

 ちなみにキャッサバの用途は『塊根を食用、飼料用(チップ等)、でん粉原料用に使用する。塊根に青酸を含む品種もあり、その場合は水洗いにより無毒化する。またでん粉はタピオカと称し、東南アジアよりヨ−ロッパ等に多量に輸出されている。』とのことだ。

 タピオカ業界大打撃。