K-1マックスを見た。

 わざわざ予約録画してまで見た。毎週毎週「富豪刑事」も「優しい時間」も「金八先生」も予約し忘れてるのに。普段格闘技なんてプラレス三四郎くらいしか見ないのに。知らないか。なのに見た。なんでかっつうとこれに出てた武田幸三にちょっと近しい人から彼の話を聞き、なんとなく肩入れしちゃったからだ。なんか武田選手というのは随分と男気のある人だとの事で見てみた。
 武田は思った以上に顔のパーツが小さくて俺は「思った以上に顔のパーツが小さいなあ」と思いつつ観戦。対戦相手だった山本KIDが怪我したらしく代わりに宮田って奴が相手だ。それ焦るね。いきなりメールで『突然ですが明日武田幸三と戦ってねm(_ _)m』とか送られてきてもリアクションの取りようがないしペコリじゃねえよと怒るのも無理はない。
 そんな宮田くんを武田はローキックやローキックやローキックで倒した。昔ストⅡをやり始めた頃を思い出した。ケンを使ってしゃがんでローキック連打するしか勝ち方が分からなかったあの日。何が面白いんだそれは。今思うと不思議だ。
 そんなローキック尽くしなローキック会席のような武田選手だが実際あれすげー痛そうじゃんとか思ってたら案の定武田は臑を負傷して準決勝を辞退した。残念。でもあんな戦い方で3試合とか戦ったら足がどうにかなっちゃうんじゃないかと思う。キュウリだったらパッキン折れるだろうし、例え3本合わせてもやっぱりパッキンパッキンパッキン折れるに違いない。すごく瑞々しい結果になるだろう。
 で、「あー武田終わっちゃったから見るのやめようかな」とか思ってたら宇野薫が出て来て、ものすごく尖った鼻の黒魔術師みたいなトルコ人に腕ひしぎみたいな技を決めて勝ってた。初めて見たけど強いんじゃん宇野薫。強くてオシャレで文句ないね。でも宇野と言えば宇野千代泉重千代と連想してしまい長いあごヒゲに想いを馳せたが、もう一人の宇野と言えば宇野勝(元・中日)でいまだに珍プレーで流れるショートフライをヘディングする技は一級品だし、それに「あららら宇野さ〜ん」とアテレコしてたみのもんたもやはり一級品だとつくづく思った。