夢工房『タルタロスに輝ける』

新宿パンプルムスにて夢工房Vol.1『タルタロスに輝ける』という芝居を観る。この舞台はK.R.K.にて苦楽を共にした海野真里子嬢の初舞台である。すっかり女優だった。彼女が女優をやり始めた時から知ってるのでなんか感動。信念持ってやり続けた人ってのはこうも素晴らしく変わるんだろうか。
芝居自体もすごく面白かった。たった1時間15分の芝居でこれだけ濃密な世界を見せ付けられると焦る。ラストのかっこよさに鳥肌が立った。役者さんもみんな華があった。上手いし。作・演出の岡島博徳さんは状況劇場を経て新宿梁山泊ストレイドッグの立ち上げに携わった方だそうです。まあ俺は状況劇場梁山泊ストレイドッグも観た事ない。でも名前はどれも知ってる。俺が知ってるんだから相当有名なんだろう。帰り際に挨拶出来てよかった。
やっぱりいい舞台を観ると、自分がそこに立ちたかったと思う。その世界の中にいたかったと羨ましく思う。だから俺が舞台に立つ時はそう思われたい。

なんか今日は語ってるっぽいけど、そういう年頃なんです。はい。

あ、夢工房の芝居は明日までやってます。よかったら是非。→http://www1.odn.ne.jp/nihilism/taru.html