アクターズブルース

jogantoru2005-01-05

まつだ壱岱ソロアクト5『アクターズブルース』上演。しもきた空間リバティ。
俺はなんつうか舞台監督というポジショニングだったんだが、実際はそんなに舞台監督ではなく小規模な合コンすらも仕切れない人間ですのでそこんとこすいませんみたいな感じで「舞台監督ぅ」と呼ばれている只の小男であった。当初は完全に裏方だった小男だったが、前説と転換をやることになり、その際の小ネタなんか必死に考えてるうちに「あー俺出たかったんだな、こりゃ」とか思ったりもしたし、やっぱり裏にずっといるのって変な気分だったりする。でもやっぱり裏方なわけでこんなにも幕の裏で冷静でいられたってのは初めてだ。前説とかカーテンコールってのはなんか素な自分がだめでいつも緊張してしまってテンパってテンション燃え上がって失敗しちゃったりすることが多いので、冷静と情熱の間くらいでやれると前説名人になれるんじゃないかと思う。あ、それが言いたいだけっぽい。正解。しかも前説名人にはならないでよろしい。でもちょっとなりたかったりする。
でもまあ今回は裏に回った分、いろいろと分かったこともあったし考えさせられることもあって勉強になった。謙虚だ俺。その謙虚さを胸に3月の『トーキョーより行き先不明の穴に落ちて』に挑んでいこうかなとかポジティブに思ったりもする。うん。
さてブルースと言えば左とん平の「ヘイ・ユウ・ブルース」だが、それをカバーしたのがカンニング。ま、俺は大槻ケンヂがカバーした「ヘイ・ユウ・ブルース」が好きだけど、カンニングの怒鳴ったりしない方こと中島が骨髄性疾患で長期入院だとかでかわいそうに。正月の大事な時に相方に倒れられ、一人怒鳴り漫談してる竹山の姿がシェチュネェ感丸出しで「ペロンチョ!」ってやってる姿が新年早々お茶の間の涙を誘ったのは記憶に新しい。がんばれ竹山。特に面白いとは思わないけど。
ともかく、正月早々にもかかわらずご来場くださった皆様、ありがとうございました。次は3月、麻布diepratzeでお待ちしてます。