一度七面鳥の丸焼きみたいなやつを食してみたい。

jogantoru2004-12-25

クリスマスだ。見事にクリスマスである。
今こそ言おう。
メリー。
ふふふ、なんだか照れくさいや。
クリスマスと言えば七面鳥である。今日も多数のアメリカ人たちは七面鳥にかぶりついているに違いない。でもちょっと待って、なんで七面鳥って言うの?ってな疑問を持つのは年頃なら当たり前。これは調べなくてはならない。英語で七面鳥はターキー(Turkey)という。同じTurkeyというスペルの語は「トルコ」のことも示す。これはトルコ人によって持ち込まれた「トルコの鳥 turkey cock」と呼ばれていたホロホロ鳥と混同しちゃったからだとか。でも、だからって日本名を「トルコ鳥」とかにするとトルコなお風呂みたいに問題になりかねない。じゃあ日本語オリジナルでいこうよっつうんで話し合になった。「おいは”よく見ると随分とグロテスクな赤イボイボ鳥”がいいでごわす」「いいや、それはならん。”首から上がチン○コみたいな鳥”にしろ」と両者なかなか引かないので間に入った男が言った。「相手の意見も聞かないといかんぜよ。ほいじゃ、ここはわしの顔に免じて七面鳥ってのはどうぜよ?」みたいな話になって「あ、それいいねー。七面鳥でいこう」となった。そんな日本の夜明けの頃の話。
まあ、実際は頭部の皮膚の色が赤・青・紫に変化するところから七面鳥と名付けられた。見事。
ね、赤・青・紫。
ん?
赤。
青。
紫。
・・・三面鳥じゃん。

次。
ボウリングで3回連続でストライクを出すのを「ターキー」と言う。ストライク。ダブル。ターキー。フォース。
なんで?
っつう話になる。好奇心と探究心は尽きないものだ。
これはこんな逸話からきている。
トマスはボウリングが苦手だった。みんなはやれストライクだのスペアだのを連発しているがトマス坊やはからっきし。ガーター、ガーター、ガーター。友人たちはトマスを囃し立てます。「やーいやーいトマスの下手くそー」「やーいやーいお前の母ちゃん七面鳥」などと言いながらトマスに七面鳥をぶち当てる始末。さすがのトマスも怒り心頭、「うちのママンを馬鹿にするな!」と受け止めた七面鳥をいじめっ子たちに投げ返したのです。「えいっ!やあっ!うりゃ!」。3羽の七面鳥を投げたもののどれも避けられてしまいます。「やーいやーいお前の歯並びエレキコミックー」などと喚くいじめっ子たち。その時でした。
カーン、ガゴガシャシャーン。
振り返ると3羽の七面鳥が3つのレーンでストライクを叩き出していたのです。
その日からストライクを3度続けることを「ターキー」と呼ぶようになり現在に至るのであります。

はい、すいません。

インディアンが1本の矢で同時に3匹の七面鳥を射止めたのを見たオランダ人が「なんか今のってボウリングで連続3回ストライクを出すくらいすごくねえ?」と驚き、それから「ターキー」と呼ぶようになったようです。これは本当。