舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』第三部〜解決と「○ん○ん」〜


 なるほどね、「○ん○ん」ってそういうことでね。スッキリした。スッキリしたがそりゃねえよと愕然としたり。
 新潮で延々と続いた名探偵の推理合戦もいよいよ終焉を迎えたと思ったら、思わぬ展開から衝撃のラストへ。やっぱ舞城ですよ。度肝抜き過ぎだっつの。パンダラヴァーそんなかよ。びっくり。こちらの想像を超えてこその創造である。全てが繋がって晴れていくこの爽快かつスリリングな舞城ワールドに久々にジュンジュンきた。
 僕の中でのイメージキャストはディスコ=ジェイ・ウェストで、到底実写化は不可能っぽいがどうぞ実現して欲しい。


 で、第四部を書き下ろして夏に刊行されると。どんだけ楽しみなんだよ夏。どんだけぇ〜。たまには流行りに乗りたかったりする。いいじゃない、時には娼婦のように勝負したいわけ。
 わけわからん。
 ともかく舞城王太郎という人がいて、もう本当他の文章がつまらなくてならない。みんな頑張ればいいのに。頑張らない人は邪魔しなければいいのに。


 とか、思う。
 あと松尾スズキの『ニャ夢ウェイ』読んだらすごく猫を飼いたくなりますね。あたいが夜の仕事してたら絶対飼ってるもの。