小さいオッサンと小さいオッサンが肩を並べる高円寺の夜

 貧乏暇なしとはよく言ったもので早速5月の客演先であるアンチ☆ヒール隊『家出少女戯曲短編集』の顔合わせin高円寺。
 つうか客演なんて久しぶり過ぎて人見知りするわ緊張するわで空回ることハムスターのごとし。
 ま、頑張りますわ。
 共演の皆様、よろしくお願いします。根はほんといい奴です。



 で、せっかくの高円寺ですし、えんどうたいと氏と合流して伏龍石沢亭に。
 なぜ石沢亭なのかというと店長が石沢さんだからだ。山田さんなら山田亭だしトウワさんでも残念ながらトウワ亭でテイトウワにするわけにはいかない。たまにテイトウワ聴きたくなる時があってそれって台本書く時が多くいまだにKOJI1200はヘビーローテだったりする。ナウロマンチック。
 そんな石沢さんは公演の時に美味しいお弁当を届けてくれていたのだ。仕込み中に金目鯛とかありえませんから。たぶん「金の卵である彼らがいつの日か芽を出して欲しいしそうあっていただきたい」みたいなゲン担ぎなのだろう。



 石沢亭は何食っても旨いし焼酎だって飲んじゃって二人合わせて軽く定年オーバーの小さなオッサンたちは肩を並べて公演終わった感ありありなトークで終電逃して呪文のように「ヌキドウ?ヌキドウ?」言うてくるオッサンをかわしつつ西川口から徒歩で帰宅。


 稽古は高円寺と阿佐ヶ谷オンリーらしいので伏龍石沢亭には通いつめたりしそうである。




 一人じゃありませんように。