ピエール瀧が織田信長になった

jogantoru2006-01-05



 なんて素晴らしいキャスティングなんだ東京ガス。なんか今までの怖いっぽかった信長像がピエール瀧の「信長だけど。何ボーっとしてんのぉ、茶ぐらい出してよ」で一瞬で覆された。瀧の明るい図々しさには「信長ってあんな感じだったんだろうな」って思い込ませるだけの説得力がある。ピエール信長だと「尾張の大うつけ」もお茶目感が増すし、桶狭間の奇襲も「やるなぁ信長!ぶはは」的な爽快感が出て来る。この正月で信長株急上昇だもん。


 この正月に株を上げたと言えば、数々の微妙芸能人と浮き名を流して最終的にキム兄やんを選んだ辺見えみり。ただし三度目の結婚に辺見えみりをチョイスしたキム兄やん側はどうかというと「何だかな、うーん」な感じもする。キム兄やんほどの方が。的な。まあ、僕がどうこう言う筋合いは確実にないけどキム兄やんのチョイスは、榎本加奈子をチョイスした佐々木主浩よりはいいと思う。なんか榎本加奈子っていじわるっぽいし辺見えみりは舞城の『阿修羅ガール』にも登場してるから多少印象はいいのだ。ま、幸せ事ですし。


 あと株を上げたのは亜細亜大学。今までの「亜細亜=一芸=けん玉が上手ければ入れる」的イメージを払拭した箱根駅伝での復路大逆転劇。9区山下くんの快走も素晴らしかったけど、何より良かったのはアンカー岡田くんがゴールまでずっと笑っていたところにある。しかも藤井隆そっくりの笑顔で。
 やはりしんどい時こそ笑うのが一番。そんなことを教えられた箱根駅伝だった。←後付け。


 最後に、その株がどう上下したのか気になるのが『古畑任三郎ファイナル』に出演したイチロー。ちらっと見たらまじめに芝居してて「すわ、かくし芸大会!?」と焦ったけど、ビデオでちゃんと確認してから判断したい。どうせイチローが犯人なんでしょうけど。