幻のドラえもん

jogantoru2005-05-03

 今までとまるっきり違うフレッシュな声優陣で再スタートしたドラえもん。もうドラえもんは俺らの中のドラえもんとは別物になってしまい、いまだ新ドラえもんの声は幼稚でチープで馴染めない。
 が、実は今回の声優総入れ替え騒動にはもう一案、幻のドラえもん構想があったが調整がつかず頓挫したという。
 それによればドラえもんの最有力候補として最後まで残っていたのは泉ピン子室井滋。他には夏木マリジブリ作品があり調整つかず)やラサール石井こち亀の両津のイメージが強すぎる)の名前も挙がっていたという。他の役では『のび太ベッキー、しずか→上戸彩or安達祐実スネ夫藤井隆ジャイアン石塚英彦』というのが有力だったとか。さらにはジャイアン役には一時和田アキ子も候補に挙がっていたというからすごい。これらは言われてみると結構イメージ合ってる。藤井隆スネ夫なんて「そこがあったか」つうくらい。
 ちょっとシミュレートしてみよう。とりあえず『ドラえもん泉ピン子、しずか→安達祐実ジャイアン和田アキ子』で考えてみる。


 放課後。慌てて帰ってくるのび太
のび太「ドラえも〜ん!あのね、あのね、ジャイアンのやつがいじめるわけぇ」
ドラ「はいはい、のび太さんがいじめられるのは私のせいなんですね」
のび太「そんな事言ってないじゃーん」
ドラ「お母ちゃんはね、のび太ばっかりかまってるわけにはいかないんだよ」
のび太「お母ちゃんって何?うーん、じゃあなんか出してよ」
ドラ「はい毎度、どこでもドア一丁」
のび「よーし、行くぞぉ!」
 ドアを開けるとそこはしずかちゃんちの浴室である。
しずか「きゃあああ」
のび太「やっべー、しずちゃん幼児体型!」
しずか「のび太さん!同情するなら出てってよ」
 その時、外から破壊的な歌声が聞こえてくる。
『ぼえ〜!ぼえ〜!』
のび太「しまった!ジャイアンだ!」
ドラ「のび太さん、このままじゃ町も家庭も崩壊してしまう」
のび太「行こう!」
 公園に行くとジャイアンのリサイタル真っ最中。うんざり顔の峰竜太、出川、中山秀、TBS安藤アナらがいる。
ジャイ「イェイ、イェイ!イェイ、イェイ!乗れよてめえら!」
スネ夫「ハーイハーイハーイ!」
ジャイ「イェーイ!♪リーブにじゅういちひぃっ!」
スネ夫「剛田ちゃん最高!」
ジャイ「♪はの鐘ほ〜、鳴らすのは、はなた〜」
みんな「ぎゃー!」
のび太「まずいよ、ジャイアンのやつ裸足でアカペラだ」
ドラ「よーし、パパパパッパパーン!渡鬼スプレー!これを耳に吹きかけるにより人間関係の難しさを知るんだ」
のび太「よーし!えいっ!」
ジャイ「あふぅん、ウチな耳はあかんねん、あはぁぁ」
のび太「わーい、ジャイアン腰砕け!」 めでたしめでたし。


 ってなんじゃこら。つかベッキーのキャラ分からんし。
 とにかく超豪華キャストってこと。でもこの情報、FLASHに載ってたんだが情報元は『テレ朝関係者』。この一言で胡散臭さ全開。やはりドラえもん大山のぶ代にかぎる。