バスルームで足を切る100の方法

やぶさめが終わり、久々に自由時間が出来た。かなり長時間の惰眠を貪り、とりあえずは映画解禁と歌舞伎町に繰り出した。
舞台中にずーっと観たかった『2046』と『ハウルの動く城』をすっ飛ばして観たのは『SAW-ソウ-』。
話題のソリッド・シチュエーション・スリラーである。うーん、ソリッドって何？とか思うけど手元には国語辞典しかない。とりあえず調べてみる。載ってない。まあよい。たぶんなんかすごいみたいな意味に違いない。ソリッド。切れ味鋭いみたいな感じではなかろうか。
つうか凄かった。
朽ち果てたバスルーム（というかお風呂が付いてる公衆便所みたいな感じ）に足を鎖で繋がれた二人の男。二人の間には一体の死体。『６時間以内に相手を殺さないとお互い死ぬ』というルール。ノコギリ。カセットテープ。弾丸。
いやー面白かった。つうか凄い。凄まじい。怖い。ギリギリで人間の内面にあるすげーいやな部分をギャギャギャンと突かれるような感覚。
これはなんつうか、観るしかないですよ。