木の上に立って見る気持ち

もうイングランドみたいだなこの写真

昨日の日曜日。俺は茨城県友部町にいた。
まあ、話せば長くなるんで省略しますが、そこでは毎年夏休みにサマースクールってのをやっていて、それはいろんな小学生とかが一週間近くみんなでお泊りして思い出を作ったり友情を育んだり成長してみたりするっていう感じの行事っつうかイベントなのである。
で、なんで俺がそこに?っつう話だ。
青い空と緑と小鳥の歌声とみんなの笑顔に囲まれたそんな場は、俺には見事に似合わない状況であるんだけど、訳合って高校3年から大学2年までの3回に渡って、そのサマースクールのリーダーをしていたのである。リーダーつうのは先生とかっていうよりは素敵なおにいさんみたいな役どころである。18歳の多感な俺はちょっと悪さをして、しかも喧嘩だとかそういうワイルドなやつじゃなくて小ズルい感じの悪さをしたがために、「子供たちの純粋な心に接して心を清らかにしてこい」つうダディの命令でイヤイヤ素敵なおにいさんを演じに行ったわけである。
で、何で3回も行ったのかっつうと楽しかったからである。

で、それが今年50周年だと。じゃあ行きましょうってんで、行った。
なんかもう懐かしいとか思い出深いとか草の匂いがするーとかどんどん健全になっていった俺は子供らとサッカーをしたりとかバーベキューをしたりとかしちゃうわけである。なんて見事な素敵なおにいさん。「うわー俺は今とてもいい笑顔をしているに違いない」とか思ったりしていた。
で、そこの現役のリーダーっつうのが俺がリーダーをしていた時に来ていた子供らなの。これが凄い。もうこーんなちっちゃかったのが、なんだかもう大人なのである。あわよくば俺より大人な感じ。でも面影とか残ってるからなんか感慨深いのね。子供らの成長っぷりを目の当たりにしちゃって感動しちゃったりしてる。だってこーんなちっちゃかったんだよ。いや、文章だと分かんないかもしれないけど、ほんともうこーんなですから。そしてその子らと乾杯出来たりするわけです。父親が我が子と酒を飲むとかってあれ感動的なのかもしんないね、うん、今度帰ったら飲むわ俺。しこたま飲むわ俺。
懐かしい面々やら無邪気な子供らの心に触れてなんだかポジティブな感じになってきましたよ俺。

とか今回は爽やかに思って締めてみたりします。