追い詰められた森進一


 離婚問題やら息子の事やら昌子派との対立やら。ついに追い詰められた森進一が四面楚歌な状態のから這い上がる。
 それが最近流行っているというニンテンドーDSの『追い詰められた森進一』略して『おい森』。ついには映画化となり森進一役の速水もこみちの熱演(歌唱シーンのみ清水アキラが吹き替え)が話題になってるようで公開が待ち遠しい。


 じゃなくて。


 違いますね、『おいでよ!どうぶつの森』の略ですね。
 ここ数日の引越し業務の合間合間に汚い部屋から動物の森に現実逃避してたわけです。
 動物たちと共生して手紙を出し合ったりパシリにられたり、ちょうちんあんこう釣ったりウンコの化石発掘したり自分で植えた花を蹴散らしたり、まあこれがハマること。プチ人生なわけです。笑顔で寄ってくるから話し掛けてみたら『あたしに用があるわけ?』とあしらわれ、手紙出したら返事で『作家気取りかこのやろう』とこき下ろされ、それでもみんなと生きていく。
 嗚呼人生。これぞ人生。
 ゴールはなくともドラマがある。


 なんて思いながらも、この手のゲームを5日間だけ借りるってのは意味がないっぽい。


 ただ保険金欲しさに毎夜蜂に刺されに行く自分の浅ましさにはちょっと凹んだ。リアルだよ。