奥多摩は魔女

jogantoru2005-08-28


 Googleで『奥多摩 ダジャレ』で検索したら一発で出てきた→http://www.dajarenavi.net/site/m/majo.htm。やっぱり定番モノってのはいいもんです。なんつうか落ち着く。奥多摩といえば魔女だし、魔女といえば奥多摩だもの。「魔女にまじって逃げる」ってそれどんな状況?つかダジャレじゃないでしょ、それ。


 つうわけで、友人の生野氏と奥多摩に。渓流釣りとイモリ獲り。
 新宿から奥多摩行きの電車に乗り、登山スタイルなおじさんおばさんや外国人旅行客にまじって、決してまじって逃げたりはせずに、電車に揺られるもじゃもじゃ頭二人組は俄然浮きまくっている。ほうきに乗ってるわけでもないのに。いや、そんな魔女ネタ推さなくてもいいか。つかみんな意外と山好きね。リュックしょって変な杖みたいなの持ってたりバーベキューの材料しこたま持ってたり。そんな中俺は前日のASSH精算会で飲み過ぎて二日酔いになりぐずぐずでしたが。
 でも実際奥多摩に到着するとザ・大自然みたいな感じでテンションも上がりレッツフィッシング。早々にカジカとニジマスを釣り上げる。
 生野氏曰く「トオルさんが魚釣ったの初めて見たよ」
 確かに。彼と行った釣りでの釣果はやけにでかい紫色のカニのみ。釣ったっていうより「引っ掛かった」という結果しか残してなかっただけに、今日は上機嫌。さらには子供でしたが鮎もゲット。
 
 鮎。本当はニジマスを釣り上げた写真もあるんだけど、二日酔いでまったくお見せ出来る顔してないので僕だけの思い出アルバムに収まってます。
 やっと気付きましたが釣りって釣れると楽しいもんです。


 にしても奥多摩なんかいい感じ。川辺では若者のグループがあいのりムードでBBQしてたり、家族連れがキャッキャしてたり、つり橋の上で何故か「YES!!」と叫んで恋人を抱き締める外人がいたりで微笑ましい。
 やっぱ自然てのはいいもんです。癒される。童心に返るし。歩いてて「トオルさん!蟻地獄!」「わ、すげえ!」とか普段だったらありえないもん。ちょっと移動で歩いてるとスタンドバイミー的な気分になって「お父さんは僕が嫌いなんだ」と泣き出したり。
 すっかり奥多摩を堪能して、生野氏は「住みたい」を連呼してましたが、それとこれとは別モノだ。たまに来るからいいんであって住むのはしんどい。だって駅まで辿り着くのに険しい小道とか登りますから。『遊歩道』って書いてあるけど全然遊べないし。遊びながら歩いてたら転落死ですから。ま、それで友達が転落死なんかしたらそれも素敵な思い出だっつうことで。
 あと、奥多摩に魔女はいなかったけど、ホンコンと千原兄とざこばを足してリミックスしたみたいな顔の登山者はいました。かわいそうでした。